旦那と同じ部署の太っちょ先輩にバレたことにより、
旦那と同じ部署の【欲しいものは何でも親に買ってもらっているおぼっちゃま課長】と
【スナック大好き工場長】にもバレることとなった。
特にスナック大好き工場長にバレたのは面倒だった。
工場長は50過ぎで、毎週のように行きつけのスナックに行っている。
その時に毎回部下を連れて行き、自分の武勇伝を延々とドヤ顔で話し、飽きた頃には嫌がってでも無理矢理カラオケを歌わせる。
特に、ストーカー先輩は毎回工場長に誘われて断れずいっていたのだが、影で『あいつ死ねばいいのに』との暴言を吐いていた。
工場長は、前任の工場長が社長と言い合いになり突然辞めたことが何よりの原因となり、誰も後任がいないとのことでたまたま工場長になったのだが、自分の実力で工場長にまで上り詰めたと勘違いしていた。
その証拠に、彼は仕事ができるわけではなく、重要な判断もできず部下に任せ、自分はただ席に座っているだけである。
彼は高卒でこの会社に入ったのだが、当時の上司に誘われた時は毎回断らず、自分の車を置いてでも飲みに付き合っていたらしい。
その経験もあり、
『飲み会に付き合わないやつは出世させない』
というのが彼の口癖である。
こんな奴がトップにいることで、彼にとって飲み会に付き合ってくれることが何よりの評価であり、直属の部下もろくな奴がいないことは明らかであった。
『俺、そうゆうの見てるからさ』
これも彼の口癖であり、彼が企画したキャンプに来ないやつはLINEグループから外され、出世もさせない、というスタンスだ。
また、飲み会はスーツで来い、という謎のルールも彼が発案した。
所々から頭の悪さが垣間見える。
工場長とは入社してからまともに話したことはなかったが、旦那と付き合ってることを知った途端、面白がって事あるごとに話しかけてくるようになった。
その頃、旦那とは結婚の話も出ており、結婚式に会社の人を呼ばなくてはならないというプレッシャーから、無碍に扱うことはできず、飲み会にも付き合うことにってしまった。
パワハラ工場長との格闘の日々の始まりである。
パワハラ工場長2(妻ブログ17)
辞めたい(妻のブログ1)