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30代に通用する転職Tipsを発信。
読むと人生のHintやノウハウが蓄積されますよ。
・本記事の執筆者
前職は中小企業の工場で7年勤務。現在は大手の工場に勤めています。
1ヵ月の転職活動で大手企業から内定をもらいました。
・転職で有利になるような専門性を磨きたい!
・工場勤務でも専門知識は身に付くの?
・中小企業でも専門性って身に付くの?
こんなお悩みを解決できます。
今回の記事を読んでいる多くの方が、中小企業の工場勤務をしている人だと思います。
工場勤務から『転職したい』と思っている人のお役に立てる記事を書きました。
ご紹介するのは、34歳で中小企業の工場勤務から大手の工場に転職した僕が、どのように専門知識を身に付けたか、実体験ベースで解説します。
前職では生産現場、購買、資材などを経験しました!
結論は『手順書作成』の仕事を巻き取ったこと。
手順書は自分の仕事内容を言語化しないと作成できないですよね。
つまり、言語化するには自分の仕事内容を深く理解する必要があります。
深く理解することが専門知識の取得へと繋がります。
専門知識の他にもメリット(スキル)があります。
★手順書作成で得られる転職で有利なスキル
1. 専門知識が身に付く
2. ライティングスキルが身に付く
3. 社内調整力が身に付く
深掘りしていきます。
目次一覧
目次
工場勤務で専門知識を身に付ける方法
毎日単純作業しかしていないのに、どうやって専門知識を身に付けるの?
工場勤務の主な仕事は単純作業で細かい仕事が多いと思います。
工場のような環境でも専門知識は身に付けられます。
もっと言うと、専門知識を得る為に自分から行動を起こします。
工場勤務じゃ専門性は身に付かないと思ってるでしょ?いや、全然付くよ。
— そろ@工場勤務×転職 | 面接Tipsをお届け (@soro_fufu) January 3, 2022
工場勤務出身の転職は不利と思われがち。なぜなら、単純作業が多く専門性知識を習得する為の環境が整っていないから。
とはいえ、30代からの転職では『専門知識』は必須。
じゃどうするか。
仕事を巻き取ってアウトプット。
上記のツイートの通りでして、専門知識を得る為には仕事を巻き取ることが大切。
仕事を巻き取るとは具体的に、グレーゾーンの仕事内容を自分から奪いにいく行為のこと。
巻き取る仕事内容は言語化する業務がオススメ。
『自分がやっている仕事を言語化する』仕事を巻き取ったことで、専門知識を身に付ける事ができました。
結果的に、転職活動の面接で言語化した実績の1つが深掘りされ、高評価をいただけました。
分かりやすく言うと、僕は前職で手順書を10品目以上作成しました。
その実績が認められた運びです。
詳しく解説します。
方法:手順書を作成する
中小企業の工場勤務で専門知識を身に付けるのに、手っ取り早い方法が『言語化』です。
現場の場合だったら、あなたが担当しているポジションの仕事内容を、言語化して手順書を作成してください。
『そんな時間ないよ』っていう人、まだ待って!
手順書作成には多くのメリットがあります。
手順書は文章を作成するということ。
僕が感じた文章作成のメリットをご紹介します。
仕事内容を言語化するメリット。
— そろ@工場勤務×転職 | 面接Tipsをお届け (@soro_fufu) January 4, 2022
特に手順書作成はオススメですよ。
1.専門知識が身に付く
2.ライティングスキルが身に付く
3.社内調整力が身に付く
この3つの『身』が備われば転職も怖くない。
現場担当で朝から晩まで単純作業している人ほど、仕事を巻き取って挑戦してほしい。
上記のツイートの通りでして、メリットはスキルとなって自分に還ってきます。
取得したスキルは転職で有利になるものばかりなんです。
だからこそ、僕は前職で手順書の仕事を巻き取り10種類以上の手順書を担当しました。
今の仕事で専門知識を取得してから転職したいと考えている人は、是非仕事を巻き取ってください。
手順書作成のメリット3つ
繰り返しになりますが、手順書作成には3つのメリットがあります。
・専門知識が身に付く
・ライティングスキルが身に付く
・社内調整力が身に付く
僕が現場担当だった頃は朝から晩まで力仕事でした。
手順書を書く時間なんてないし、提案するなんて面倒くさいよ!
という意見も分かります。
転職したくて専門知識を身に付けたい方は、ここのタイミングは踏ん張りどころ。
メリットを1つずつご紹介していきますね。
メリット1:専門知識が身に付く
手順書作成の一番のメリットです。
現場担当者からすれば、手順書作成は担当範囲外だと思います。
このグレーゾーンの仕事を巻き取ると一気に専門知識が身に付きますよ。
ここを踏ん張ることで転職に有利になるスキルが身に付くと思えば頑張れますよね?
『手順書作成させてください』と提案して断る上司はほとんどいないと思います。
むしろ喜ばれるハズ。
なぜなら、手順書作成は手間の掛かる業務だから。
簡単に言えば面倒臭いってことですよね。
大企業の場合は無理かもしれません。
しかし、中小企業の場合は組織体制が緩く、挑戦する姿勢さえ見せれば仕事を巻き取れるハズです。
僕は前職で現場担当の頃、手順書作成の仕事を巻き取っていました。
合計で10種類以上の手順書に関わりました。
おかげで実績とスキルが取得でき、転職できました。
手順書作成は、自分の仕事内容を詳しく言語化する必要があります。
誰が読んでも分かるように書かないといけません。
つまり、改めて自分の仕事と向き合う事になります。
今まで何となくやっていた業務を言語化する難しさに、嫌気がさすときも……
中小企業の工場勤務で専門知識を取得するためには、避けては通れない道です。
『深く理解する→言語化』この流れが専門知識の取得の近道ですよ。
メリット2:ライティングスキルが身に付く
手順書は誰が読んでも分かるような文書でないと意味がありません。
したがって、ライティングスキルが想像以上に問われます。
いざ、書き出してみると分かりますが手順書作成は難しいです。
なぜなら、ライティングスキルがないと全然書けないから。
例えば、次の通り。
・専門用語を使わない
・言葉を統一する(名前、氏名など同じ意味の単語だったら統一)
・曖昧な表現は使わない(とても、少しなど)
手順書作成をすればライティングスキルが身に付き、副業でマネタイズできるようにもなります。
副業でも生かせるスキルが身に付くのもオススメの1つ。
メリット3:社内調整力が身に付く
手順書は自分が所属する部署だけで完結する文書ではありません。
他部署からの意見も交えた上で完成させます。
理由は一方的な手順書にしないため。
具体的には、会社は組織で動いているので自分の部署だけで完結する仕事はほぼありません。
例えば『製品の段ボールサイズを変更したから手順書を改訂する』場合は、
購買課・資材課・倉庫担当者など様々な部署に関係してきます。
社内調整する場面が増えていきます。
社内調整力は会社員として働く人には必須のスキル。
人との交流が苦手な方もいると思いますが、転職でアピールできるスキルが身に付くと思えばラクなもんですよ。
僕も最初は苦手でしたが、10種類もこなすと他人との交流は徐々に気にならなくなりました。
誰もやりたがらない仕事にこそ専門知識がある
誰もやりたがらない仕事こそブルーオーシャン。
工場勤務で現場を担当しながら手順書を作成する人なんていません。
理由は単純明快で、人手が足りないとかやりたくないとか。
だからこそ、価値があるんです。
誰もやりたがらない仕事を巻き取ることで広く専門知識を取得できます。
周りと差を付けて、市場価値も高められます。
つまり、ライバルと圧勝。
工場勤務で専門知識を身に付けるには手順書作成が一番確実で一番の近道ですよ。
企業は専門知識のある人を求めている
工場勤務は単純な作業が多いですよね。
特に現場担当者は朝から晩まで単純作業。
二勤交代や三勤交代の人は本当に毎日大変ですよね。
業務に追われる日々を送っていたら転職したい気持ちが芽生えるのも分かります。
しかし、計画性も無しに勢いで退職するのはオススメできません。
なぜなら、専門知識の内容が整理出来ていないから。
年齢にも依りますが、35歳を過ぎてからの転職は専門知識が必須です。
企業側は専門知識のある人を求めています。
詳しくは前回のブログ『転職は30代から!中小企業から大手に転職した方法2ステップ』で解説しています。
専門知識が整理できていない人は退職しても転職活動に苦労します。
ここで定義する『整理できていない人』と言うのはあなたの仕事内容を言語化できるかどうか。
あなたは今の仕事内容を言語化できますか?
この質問に自信を持って『Yes』と答えられる人は問題ありません。
今すぐ退職しても転職活動はきっと苦労しないはずです。
なぜなら、仕事内容を言語化するには専門知識が必要不可欠だから。
例えば、購買担当の方だったら交渉スキルや戦略的思考スキルが分かっていないと言語化できません。
今の業務を1年以上継続して勤務していたら誰にでも専門知識があります。
まとめ
本記事では中小企業の工場勤務で専門知識を取得する方法を紹介しました。
結論は仕事を巻き取ること。
具体的には、グレーゾーンの仕事を積極的に巻き取ることです。
誰もやりたがらない仕事にこそ、専門知識を取得するヒントがあります。
・具体的には手順書作成
・手順書作成にある3つのメリット
1.専門知識が取得できる
2.ライティングスキルが身に付く
3.社内調整力が身に付く
専門知識を取得してから転職活動しても遅くありません。
中小企業、工場勤務の方は参考にしてください!