■当ブログの特徴
30代から通用する転職Tipsを発信。
読むと人生のHintやノウハウが蓄積されますよ。
・本記事の執筆者
前職は地方中小企業の工場で7年勤務。現在は大手企業に勤めています。
34歳から転職活動を始めました。
今回ご紹介する7ステップを実践して、1ヵ月の転職活動で大手企業から内定をもらいました。
・工場勤務を辞めたい!
・工場勤務に不満を抱えている……
・スキルが身に付いている実感がない
以上のような悩みを解決できる記事を用意しました。
ご紹介する7ステップを実践すれば、中小企業の工場勤務からでも大手へ転職することができますよ!
なぜなら34歳の僕が今回の7ステップで、中小企業で7年勤務していたにも関わらず、大手に転職できかたら。
前半は『工場勤務で抱える不満の種類』、後半では『実際に今日からできる7ステップ』を解説していきますね。
※30代から通用する転職活動をしたい人は、下記のブログにも目を通してくださいね
目次一覧
工場勤務とは?
工場勤務とはライン作業のこと。
『ライン』と呼ばれる作業場で生産をしています。
したがって、工場勤務はライン作業に関する業務全般を指しています。
例えば、生産に必要な原材料のピッキングや清掃、工程管理など様々。
肉体労働などと言った『きつい』イメージとは違い、工場勤務は幅広い知識が問われます。
工場勤務がきついと言われる原因
僕は工場勤務を7年以上続けています。
転職して年収が上がりましたが、転職先も工場勤務。
今までの経歴のほとんどが工場勤務ですが、世間のイメージ程きつくないのが実情です。
とはいえ、工場勤務がきついと言われる原因は3つあります!
・肉体労働
・単純作業
・体育会系
これらが世間の工場勤務に対するイメージだと思います。
工場勤務の世間的なイメージ
きついと言われる原因1:肉体労働
工場の設備によっては空調管理がされているため、季節問わず環境は同じです。
とはいえ原料が25kgのバルク品が多く、足腰が強くないと体力的にきつい仕事です。
最初はきつかったですが、体の使い方を覚えてからは楽勝になりました。
おかげさまで体力がつき、趣味の登山が今まで以上に楽しめるようになりました。
しかし楽勝と感じていたのは20代まで。
30代になってからは体力的にきついと感じるようになりました。
人事評価のとき上司に相談して、購買へ異動させてもらいました。
きついと言われる原因2:単純作業
工場勤務のラインに入ると単純作業が多く、正確さが問われる仕事が多いです。
中小企業だと資金力が無く、設備投資ができないためマンパワーに頼る仕事も多いです。
僕は前職で10kgの製品を200ケース手作業で運んでいました。
今思い出してもツライ、、、転職できて良かったです。
僕は中小企業の工場勤務だったため、設備投資も社内決済が全然通らなくマンパワーの仕事が多かったです。
そんな状況から早く抜け出したいと思っていました。
きついと言われる原因3:体育会系
重労働が多く、マンパワーの単純作業が多いのが中小企業の工場勤務です。
改善提案しても『お金がないから無理』と言われ即却下。
そのような環境でできる改善なんてたかだ知れています。
一番改善してほしい重労働の部分が改善されません。
結果、体育会系の根性論が登場します。
「これくらい持てるっしょ?」と22kgの一斗缶原料を100個近く積み替えさせられることもありました。
主力商品だったので、それがほぼ毎日。。。。
仕事しに行っているのか、筋トレしに行っているのか分からなくなっていました。
- その他にもある
夜勤や怪我の危険性、リテラシーが低い人が多いのもデメリットです。
特にリテラシーが低い人は多いと感じます。
例えば、僕が以前勤めていた会社の場合は次の通り。
派閥争いや悪口、ギャンブル、風俗の話など会話の質が低いのが特徴。
これらは工場勤務あるあるだと思います。
僕は話が合わなかったので休み時間はSNSや副業をずっとやっていました!
このようなイメージが先行してしまっているのが現状。
工場勤務がきついと言われる原因ですよね。
工場勤務なんて良いとこ全然ないじゃん!!
はい、そのような意見も重々承知しています。
とはいえ、中小企業の工場勤務はメリットもあります。
退職を検討している人は、下記記事でも詳しく解説しているので、是非読んでくださいね!
工場勤務はメリットもある
工場勤務を10年やってきてますがメリットも多くあります。
僕はメリットに注目しスキルを磨き大手に転職して年収があがりました。
・年間休日
・提案採用
・資格取得
1つずつ説明しますね。
- 年間休日が多い
休みがしっかりしています。
GWや年末年始などの長期休暇は工場メンテナンスや年次点検が入ります。
つまり、ちゃんと長期休暇を取れることが多いです。
家族や大切な人と過ごしたい方、趣味を満喫したい方、副業にフルコミットしたい方にはオススメです。
前職は年間休日130日ありました。
僕は趣味である登山に没頭していましたが、途中から副業にコミットしました。特にブログにフルコミットしてライティングスキルなどを磨きましたよ!
- 提案採用されることが多い
工場勤務の使命は業務改善です。
特に生産性を高める改善は好まれます。
中小企業の工場勤務では資金力がないので、設備投資の提案はほぼ即却下。
しかし、作業改善、安全性改善はOK。
例え5分の時短でも提案すればすく採用されますよ!
僕は転職したての採用期間中に20個以上の業務改善を提案しました。そのうち16個が採用!
一番評価されたのが主力商品の改善。
生産時間を1日当たり約16%短縮し、会社から表彰を受けました!
僕のなかでも大きな実績の1つ。
この実績は転職の面接でも高評価をいただいています。
中小企業でも小さな実績をコツコツ積み重ねることで評価されるようになりますよ。
- 資格やスキルが身に付く
・フォークリフト技能者
・甲種危険物取扱者
・ISOに関する専門知識取得
僕は今まで工場勤務を10年間してきましたが、主に上記のような資格やスキルを取得してきました。
工場勤務をしていると業務上必要な資格があります。
特殊な技術や資格、専門知識が会社のお金で勉強できて取得できるのは大きな魅力ですよね。
7つのステップを踏めば工場勤務からでも大手企業に行ける
中小企業でも、やり方次第で転職する為のスキルは積めます。
結論は職務経歴書を書くこと。
1.職務経歴書を書く
2.現状の問題点を洗い出す
3.自分の力で解決できる実績・経験を抽出する
4.何をどうしたら解決するか把握する
5.期限を決める
6.実行する
7.職務経歴書を仕上げる
7つのステップを詳しく解説しますね。
職務経歴書の書き方については下記記事でも解説していますので、チェックしてくださいね!
工場勤務を辞めるためにやったこと7ステップ
・工場勤務を辞めたい!
・工場勤務に不満を抱えている……
・スキルが身に付いているか実感がない
工場勤務でもやり方次第で転職する為のスキルは積めます。
中小企業でも同じです。
僕は工場勤務の購買職から大手に転職しました!
その方法は日常的に職務経歴書を書くことです。
ステップ1:職務経歴書を書く
まず職務経歴書を書いてみましょう。
転職活動する前から職務経歴書を書くの?
はい、そうです。
退職してから書くのでは遅いです。
なぜなら、実績を書くのに必要な数字は退職してからだと確認ができないから。
そのため在職中に職務経歴書を書く必要があります。
在職中に職務経歴書に必要な数字や具体的な改善内容を把握してメモを取っておきましょう。
僕の場合は、価格交渉実績などをメモしました。
職務経歴書の詳しい書き方は下記記事で解説しているので、参考にどうぞ!
ステップ2:現状の問題点を洗い出す
職務経歴書を書いていくと問題点が浮き彫りになると思います。
例えば、『実績がない』『スキルがない』『経験が足りない』など。
そんな職務経歴書ではどの企業も興味を持ちません。
僕の場合は購買を4年も経験しているのに『突出している実績』がありませんでした。
つまりパンチが弱い職務経歴書でした。
とはいえ、僕の気持ちが分かる人も多いんじゃないでしょうか。
みんながみんな大きい実績を出せている人ばかりではありません。
問題点を洗い出し、パンチの弱い経歴を『言葉の言い回し』で印象良く見せるのが本当の目的。
このステップでは深いことは考えず、上記のような問題点をひたすら書き出しましょう。
ステップ3:自分の力で解決できる実績・経験を抽出する
実績は『小さな実績』であれば短期間で出ます。
経験は1回でもやれば『経験』したことになります。
このように実績と経験は自分の力で解決できることがほとんです。
・自分の力で解決できないもの → スキル、知識
スキルと知識を取得するには時間が必要です。そのため、自分の力ではすぐに解決できません。
僕は購買として大きな実績がありませんでした。
しかし、小さな実績は多くありました。
・仕入先を変更して仕入れ価格を3%抑えた
・原料の梱包材料を変更して現場の生産性向上に貢献した
実績と経験は伝え方次第で魅力的な武器になります。
このように大きな実績じゃなくても問題ありません。
小さな実績をどのように伝えて魅力的な言葉に言い換えるかが大切。
僕の場合は『仕入価格を抑える』ことに注目し、自分で改善できるような解決策を考えました。
短期間で解決できる問題点を抽出しましょうね。
ステップ4:何をどうしたら解決するか把握する
ステップ3では自分の力で解決できる問題点を抽出しましたよね。
このステップでは具体的にどのように解決するか解説します。
結論は『肩書きを磨く』です。
あなたの肩書きはなんですか?
エンジニア、開発者、購買など。
人それぞれですよね。
僕は4年ほど購買をやっていました。
たとえば原材料の発注や在庫管理、折衝、価格交渉など。
その他、残業削減など購買とは関係ない仕事も……
その結果、業務範囲が広くなっていたので、会社の『何でも屋さん』になっていました。
そのため、僕は職務経歴書に書く際『購買の価格交渉』としての肩書きにフォーカスを当てました。
価格交渉を抑えるためには仕入先の選定や梱包材料の選定が必要ですよね。
Webエンジニアだったらどうでしょうか。
設計やデザイン、SEO対策など幅広い知識が必要ですよね。
その中でもたとえばSEOが得意だったら、職務経歴書に検索順位の向上が強い実績として書けそうですよね。
何を(価格交渉)をどうしたら(仕入先の選定)問題が解決するか把握しましょう。
ステップ5:期限を決める
何をどうしたら問題が解決するか把握したら、期限を決めましょう。
・いつまでに転職するか。
・いつまでに実績を出すか。
・いつまでに経験を積むか。
期限を決めてください。
理由は簡単で転職は『期限』を決めないと行動に移せないから。
理想は6ヵ月以内。なぜなら、簡単な実績でも結果を残すには最低でも6ヶ月は掛かるから。
期限を決めたら待ち受けやデスクトップに表示して、目に見える場所に表示させておきましょう。
ステップ6:実行する
あとはひたすら行動しまくるだけです。
時間軸は6ヵ月以内に実績を出す感覚。
厳しいと感じている方もいるかもしれません。
短期間で実績を出して転職しようとするなら、6ヵ月以内に実績を出す覚悟じゃないと転職できません。
6ヵ月我慢して行動して、残りの人生がハッピーになる可能性があるならば頑張りましょう。
工場勤務を辞めるには魅力的な職務経歴書を書くことが必須。
転職するための行動です。
出世するための行動ではありません。
折れそうになっても踏ん張りどころ。
コツコツ頑張りましょう。
ステップ7:職務経歴書を仕上げる
コツコツ行動したら結果が出てくるハズです。
なぜなら、この時点で目的から逆算して行動出来てるから。
行動して結果が出たらその都度、職務経歴書を書きましょう。
実績と経験にコミットした素晴らしい職務経歴書に仕上げたくださいね。
そうすれば条件の見合う企業から振り向いてくれる可能性が上がりますよ!
職務経歴書の重要性が理解できたと思います。とはいえ工場勤務で何書けば良いか分からないよ!と言う方は下記記事に詳しく書いたので、読んでくださいね!
30代からでも転職はできる
『工場勤務×30代×転職』の可能性は大きいです。
なぜなら実績と経験が備わっているから。
企業が転職者に求めているのは大きい実績だけではありません。
小さな実績をコツコツ積み上げている人も求めています。
転職エージェントはあなたの魅力を最大限まで引き出してくれる
なぜならエージェントは転職マーケットのプロだから。
7ステップを実践して完成した職務経歴書は、転職において最大の武器です。
武器の魅力を最大限まで引き出してくれるのがエージェントです。
僕はdodaのエージェントを利用していました。
・利用料が無料
・各書類の添削
・面接対策のアドバイス
つまり、ライバルと差が付く職務経歴書が完成します。
実績や経験が豊富な職務経歴書は、30代からの転職では最大の武器になります。
ぜひ転職エージェントを利用してみましょう。
ちなみに、本格的にアドバイスしてほしい人は有料のキャリアコーチがオススメ。
・転職エージェントとして10年以上のノウハウを蓄積している
・転職マーケットに詳しい担当者がマンツーマンでサポート
キャリアコーチをしてくれる【ニューキャリア】は転職エージェントと違い、求人を紹介しません。
その代わり、サポートにフルコミットしてくれます。
詳しくは次の通り。
・自己分析(キャリア分析)
・TODO/計画(課題⇒TODO⇒計画)
・キャリアシートづくり(職務経歴書)
・しごと選び(求人/転職手段の選定)
・面接対策(各求人)+定期メンタリング
キャリアコーチに興味のある方は概要だけでもサクッと見てくださいね!
無料サービスより充実したサポート受けられますよ。
キャリアコーチングについて深く学びたい方は下記ブログにも目を通してくださいね!
最後に
今回は工場勤務から大手に転職する7つのステップをご紹介しました。
最後におさらいしておきましょう。
1.職務経歴書を書く
2.現状の問題点を洗い出す
3.自分の力で解決できる実績と経験を抽出する
4.何をどうしたら解決するか把握する
5.期限を決める
6.実行する
7.職務経歴書を仕上げる
今後も『工場勤務×転職』に関するTipsを発信していきます。
『30代でも転職できるかな?』と思う方は、下記を参考にどうぞ。
ミドル層の需要が増加している理由については下記にまとめているので、チェックしてくださいね!
もう転職を決断している人、また退職を悩んでいる人向けに以下では『退職する前に抑えておきたいメッセージ』をまとめました。是非チェックしてくださいね! 目次一覧へ戻る